英会話教室でレベルがあがったので先生も変わった。
(また来月からトニーが受け持ってくれるみたいだけど)
まだ25歳のイギリス人だ。
この先生、
「こいつは馬鹿だ。フランス人に違いない」
とか
「この臭い奴はフランス人だろう」
とか、ことあるごとにフランス人をけちょんけちょんに言う人なのだ。
で、今日も同じようなことを言ったので
「なんで、そんなにフランス人が嫌いなの?」
と聞いてみた。
すると言うわ言うわ、フランスへの文句。
第二次大戦中、イギリスはお金や軍隊を出して
フランスを初め、ヨーロッパをドイツから守ってやったのに
フランスは一銭も出さなかったし、その後お礼も言わない。
それに十数年前に、イギリスから輸入したラム肉用の羊を
フランス人はトラックごと焼き払ったそうである。しかも何度も何度も。
ただ『イギリスの羊だから』という理由で。
かわいそうな羊…
フランス人が英語がわかってるくせに、英語を話さないという
噂はよく聞いていたが、ほんとにほんとらしい。
これはフランスに行ったことのある日本人の子も言っていたし。
しかも、この先生ががんばってイギリスアクセントでは
あるけれどもフランス語で料理を注文したりしようとすると
「な~にぃがいいですかぁ~?(`ε´)」
みたいなとっても感じの悪い英語で切り返してきたそうである。
先生曰く
「辞書をみてごらん。無礼者の欄に、フランス人て
書いてあるだろ?」
って。
(ないない)
いつも1時間もやらない授業を先生15分も
オーバーするほどの熱弁。
たまってたのね~。
へ~・・・。
先生の言い分だけ聞くと、フランス人てほんとにやな奴って
思っちゃったけど。
フランス人の言い分も聞いてみたいなあ。
*
こんなおフランスとぐれーとぶりてんの確執を
肌で体感したくなったら!